【21年度 Jクラブ経営状況公表】大丈夫か、セレッソ大阪、名古屋グランパス、・・・
Jクラブの経営状況が公表されました。
それによると、J54クラブの内、債務超過が昨年と同数の10クラブあるそうです。
債務超過は参入要件あたりにあったような気がするので、コロナの影響があるとはいえ単なる赤字レベルではなく、債務超過がそれだけあるのにはちょっと驚きました。
以下がその10クラブですが、半数以上がJ1かJ1経験クラブなのにも驚きました。
名古屋はトヨタがついているのではとも思うし、セレッソの12億はダントツのようにも見え、大丈夫なのかと思ってしまいます。
今回のコロナの影響で、クラブライセンスの交付では、「債務超過」と「3期連続赤字」は、21年度末決算までは特例措置があるようで、今回の決算までは対象外のようです。
22,23年度は、「債務超過額が増加してはいけない」と「新たに債務超過に陥ってはいけない」という内容の猶予期間があり、24年度から特例期間が廃止されるようなのですが、そうすると、セレッソの12億などは今年と来年で0までもっていかないといけないということになるのではないかと思います。
結構大変ではないのですかね。
いざとなったら親会社が出してくれれば何とかなるようなものなんですかね。
トヨタの名古屋あたりは楽勝なのかもしれないですが、地方のクラブは死活問題で撤退がちらついてくるようなところも出てくるのではと思ってしまいます。
■債務超過
ベガルタ仙台(▲2億6500万円)
名古屋グランパス(▲2億9600万円)
セレッソ大阪(▲12億400万円)
アビスパ福岡(▲3億5500万円)
サガン鳥栖(▲4億6400万円)
東京ヴェルディ(▲5億400万円)
レノファ山口FC(▲2億900万円)
福島ユナイテッドFC(▲1300万円)
アスルクラロ沼津(▲1000万円)
ガイナーレ鳥取(▲2億4100万円)
赤字のクラブも54クラブ中20クラブあるようですが、昨年からは14クラブ減ったということなので、昨年は34クラブも赤字だったようです。
記事には20年度純利益と書いてありますが、J1全体でも15億もの赤字なんですね。
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