【MLB 大谷翔平】MVP争いはどうなるか、今年の成績を昨年と比べてみると
大谷選手1年間お疲れ様でした。
最終戦はいい投球をしていたにもかかわらず、勝ち星に恵まれず残念だったです。
これで、今年度は、
打者
打率:273、本塁打:34,打点:95、OPS:875
投手
防御率:2.33,勝利数:15、敗戦数:9、奪三振数:219
でした。
後半戦は、8月が、
打率:317、本塁打:8,打点:20、OPS:1039
9月、10月が、
打率:291、本塁打:4,打点:13、OPS:820
9月のラストで、本塁打が出なかったことを除くと、8,9,10月の後半戦は良かったのかなと思います。
このラストも、本塁打を打ちたいという気持ちが強すぎて打てなかったのか、途中から連続試合ヒットが続いたこともあって、ヒット狙いに切り替えた?とかで打球をあまり上げに行かなかったのかわからないですが。
昨年と比べると、
2021
打率:257、本塁打:46,打点:100、OPS:965
2022
打率:273、本塁打:34,打点:95、OPS:875
2021
防御率:3.18,勝利数:9、敗戦数:2、奪三振数:156、投球回:130.1
2022
防御率:2.33,勝利数:15、敗戦数:9、奪三振数:219、投球回:166
ということなので、
打者の成績は、本塁打、打点が下がって、打率、安打数は上がっていますが、全体としてはOPSあたりが下がっているので昨年より下がったことになると思います。
逆に投手成績は、好投しても味方が打ってくれない試合がかなりあったこともあって敗戦数は増えましたが、防御率がかなりよくなったことと、全体的な投球回数や先発試合数が増えた(23→28)こともあって、勝利数がかなり増えました。
投手成績は今年の方が断然よくなったと思います。
注目のWAR(走攻守あわせた選手の総合評価)ですが、
2021
投手:4.1、打者:4.9、合計:9.0
でした。
WARでは、平均的なレギュラー野手、先発投手で、2.0前後、5.0を超えるとオールスター級、8.0でMVP級ということのようなので、昨年時点でMVP級の結果をの残しているということになります。
今年はというと、
2022
投手:6.1、打者:3.4、合計:9.5
となりました。
打者は下回りましたが、投手は上回って全体としては昨年よりさらに良くなったということになります。
打者分のWARが低いというあたりですが、エンゼルスの選手の成績を見ていたので一緒に並んでいたトラウトの成績と見比べると、
トラウトが119試合出場で、
打率:283、本塁打:40,打点:80、盗塁:1で、WAR:6.3
大谷は157試合出場で、
打率:273、本塁打:34,打点:95、盗塁:11で、WAR:3.4
なので、成績のわりにWARの差が大きいように感じてしまいます。
WARはDHだと、守備につかない分引かれる?ような話を聞いたようなので、そういうところが効いているのでしょうか。
ちなみに、MVPを争っていると言われているジャッジのWARですが、10.6ということなので約1点の差があります。
MVP争いでは、0.5点程度の差であればあまり影響しないとも言われていますが、この差がどう影響してくるのでしょうか。
有識者では、ジャッジ優勢と言われていますが、ファン投票では逆に大谷の方が上回っていたりとも言われています。
大谷が今年取ると今後数年の間は大谷が去年、今年のような成績を残すとずっと大谷が受賞するのではとも言われていますので微妙なところです。
大谷に取って欲しい気持ちはありますが、記者30人による投票はすでに締め切られています。発表は11月のようです。